2020年9月22日火曜日

2003年12月8日・その1

 【出発地・新山口・・目的地・東萩】


きょうも目が覚めた。乾いた洗濯物をカバンに入れ、食堂に向かう。ここはホテルアルファワン小郡(おごおり)である。きょうも野菜や肉をいろいろ選んで朝食を食べた。

そしてチェックアウトし、新山口駅に向かう。


きょうの目的地は東萩である。ただし新山口厚狭長門市東萩と進むことにする。

津和野・秋芳・萩ゾーンのゾーン券で改札と中間改札を通って新幹線ホームに行く。きのうとほぼ同じ時刻のこだまに乗って1駅、きょうは厚狭で降りる。


中間改札を通って美祢線のホームに行く。6月にも乗ったのでそれほど気負うこともなくディーゼル車に乗る。たいして客はいない。そして発車。

貨物のおかげで幹線の美祢線をディーゼル車は進んでいく。6年前に行った大嶺の近くの駅、南大嶺を通る。客が少ないままディーゼル車は終点、長門市に着いた。ディーゼル車を降り、ゾーン券を見せて改札を通る。


きょう行きたいのは仙崎だ。時刻が合えばディーゼル車で行けるが、昼間は走ってない。だからバスに乗ることにする。バスは多少お客がいて出発する。お店は少ないが住宅はそれなりにある市街地をバスは進み、終点の仙崎に着いた。運賃を払ってバスを降りる。


まずは「金子みすゞ記念館」に行くことにする。バス停から多少歩くと行ける。入場料を払って入る。

金子みすゞという人は、文学作品が知られた女性なのだが、ずいぶんと短命な人だったらしい。

それでも記念館が作られるくらいの作品はあったらしく、いろいろ作品が展示されていた。


ここ半年、全国を旅行しているうちに、作家の記念館に数多く訪問してきたが、その昔は医学が進歩していなかったこともあって、短命な人が多かったようだ。金子みすゞも文学作品が残せた期間は短いが、狭いながらも記念館を作ってもらえるわけだから、文学のことはよくわからないが優れているんだろうなあと感じた。

中年の女性客が多く、展示を見てみんな感心しているようだったので、山口県の施設としては一流だろうなあと思った。さあ、次の場所に行こう。


次は遊覧船に乗るか、昼食かだ。まずは港に行って、遊覧船の時刻を調べよう。東に進んで港に着いた。遊覧船まで多少時間があり、先に食事することにした。

港の近くに食堂がある。魚が食べられそうだ。入ったらちゃんと魚が食べられた。港に行こう。

(いったんここで区切ります)