2020年7月14日火曜日

2003年12月7日

【出発地・新山口・・目的地・新山口】
目が覚めた。ここはホテルアルファワン小郡(おごおり)である。
現在、周遊きっぷの津和野・秋芳・萩ゾーンで旅行中で、きょうはゾーン券使用2日目である。
このゾーンは新山口から新下関まで山陽新幹線に特急券を買わなくても乗れるという特典がある。きょうはその特典を使うことにしよう。まずは新下関に行くことにする。とりあえず朝食だ。アルファワンの朝食は別料金だが、ここの朝食は大多数のアルファワンと同じくバイキング形式である。きょうもしっかり食べておく。

荷物を半分だけ持って新山口駅に行き、ゾーン券で改札を通る。新幹線乗り換え改札でもゾーン券を見せて無事通れた。博多方面のホームに向かう。
こだまがやってきた。自由席に乗る。やっぱりがらがらだ。そして発車。
在来線だと岩国から下関まで3時間かかるが、さすがに新幹線は速い。何分もしないうちに厚狭(あさ)に着き、さらに何分もしないうちに目的地、新下関に着いた。ここで降りる。改札もちゃんとゾーン券で通れた。

きょうは「城下町長府」というところに行ってみようと思う。新下関からバスが出ているようだ。
このバスは周遊きっぷの下関・北九州ゾーンならゾーン券で乗れるが、津和野・秋芳・萩ゾーンでは乗れないのだ。
そんなわけで財布を準備して城下町長府行きのバスに乗る。どんなところかわからないが行ってみよう。

バスは渋滞することもなく進み、城下町長府に着いた。運賃を払ってバスを降りる。
そこは緑の多い場所だった。案内図があるのだが、いろいろ神社とかが散らばっていて細い道でつながっているようだ。道はけっこう坂道も多く、そのせいかそんなに車も多くない。
そう言えば靴がこわれてきた。この靴は4月に萩で買った靴なのだが、さすがに重い荷物をしょって半年以上も歩いていると靴もこわれてしまうのだろう。目についた靴屋で新しい靴を買ってはき直す。これでよし。

あとはいろいろ散歩して回る。とは言っても客もまばらで古そうな場所であり、もうそろそろここを離れてもいいだろう。ここからはどうやら下関行きのバスも出ているようだ。下関駅行きのバス停に行く。
そしてバスに乗る。6月に下関の東の唐戸(からと)というところに行き、水族館に行ったり関門人道トンネルを通って門司港に行ったりしたが、バスは唐戸の近くを通って進んでいく。

バスは下関に着いた。予定通りとなりの幡生(はたぶ)に行って漫画喫茶を探そう。ゾーン券で電車に乗って幡生に着いた。
降りてみたが、大きな店は駅の近くにはない。おととい小倉の漫画喫茶で調べた情報を信じて、そんなに車通りの多くない道を進んでみる。住宅地である。
多少のぼり坂のようだ。住宅はとぎれずに続いているが、道が広くないのは変わらない。そのまま20分ほど歩いた。

けっこう広い道に出て、大きなスーパーの前に出た。弁当とかも売っているようだ。そしてそのとなりに、全国チェーンの漫画喫茶があった。ここに入っていくか。
ちゃんと会員証は使えた。ただ残念ながら、某掲示板は書き込みはおろか、読むことさえできなかった。たぶんここの利用者の誰かが変な書き込みをしたのだろう。きのう大歳(おおとし)の漫画喫茶でもやったネットゲームは人がいなくてできなかった。まあいいかと適当なサイトを見て、ドリンクを飲んですごす。ここの漫画喫茶は24時間営業なのでいつか夜明かししよう(翌年310日に夜明かしした)

さて、日が暮れた。ホテルに戻ろう。
漫画喫茶を出て20分歩き、幡生に来た。ゾーン券で改札を通り、新下関に行く。こだまに乗り換えだ。新下関の新幹線ホームはほとんど客もなく、こだまも客が全然いなかった。そのまま2駅進み、新山口に戻ってきた。
またセブンイレブンで弁当を買ってホテルの部屋に戻ると、洗濯物はかわいているようだった。さあ、またあしたも新幹線移動だと思い、弁当を食べて風呂に入って寝た。